【実例解説】水没して電源が入らないiPhoneが復活!水没洗浄から精密基盤修理までのデータ救出記録
更新日:7 分前
「お風呂やトイレに落としてから、iPhoneの電源が一切入らなくなった……」 「Apple Storeに持ち込んだら『水没による損傷が激しいため本体交換(データ初期化)になる』と言われた」
水没トラブルで最も絶望的なのが、「電源すら入らず、バックアップも取っていないデータがすべて閉じ込められてしまうこと」です。
Apple正規店や一般的なパーツ修理ショップでは、水没による基盤のショートや腐食が発生している場合、「修理不可=初期化対応」と判断されることがほとんどです。
しかし、適切な「特殊超音波洗浄」や「マイクロハンダによる基盤(基板)修復」を行えば、内部の写真・LINEのトーク履歴・連絡先などのデータを残したまま復旧できる可能性は十分に残されています!
今回は、実際にお持ち込みいただいた水没端末の復旧事例をもとに、どのような工程でデータを救出するのかを詳しく解説します。

【修理事例】水没後に電源が落ちて完全無反応になったiPhone
■ 持ち込み時の端末状態
機種:iPhone 15 Pro
症状:海辺で水没させてしまい、直後に画面が点滅してから完全にブラックアウト。充電器を挿しても一切反応なし。
他店での対応:正規サポートにて「水没のため本体交換(データは消去)」と診断され拒否。どうしても写真データを救出したいと当店へご相談。
復旧までの5ステップ:水没除去からデータ救出まで
Recovery Labo Tokyo(リカバリーラボ東京)では、水没端末の復旧において以下の明確なフローに沿って作業を行います。
【Step 1】分解・内部水分と塩分・不純物の確認
↓
【Step 2】メイン基盤の取り外し・特殊超音波洗浄・完全乾燥
↓(パーツ交換のみでは起動せず)
【Step 3】基盤精密診断(顕微鏡による腐食・ショート箇所の特定)
↓
【Step 4】マイクロハンダ作業(焼損ICチップの交換・断線回路のバイパス修復)
↓
【Step 5】通電・正常起動!写真やLINEのデータを無事確認
Step 1:分解・内部の水分と腐食状況の確認
端末を開口したところ、内部には塩分を含んだ水分が残っており、基盤のシールドカバー周辺にはすでに白い腐食(緑青)が発生していました。
Step 2:基盤の取り外し・超音波洗浄と乾燥
メイン基盤を端末から慎重に取り外し、専用の洗浄液と超音波洗浄機を用いて、基盤上に付着した腐食や不純物を根底から除去。その後、特殊な乾燥炉で水分を完全に飛ばします。
Step 3:基盤の精密診断(ショート箇所の特定)
完全乾燥後、安定化電源(テスト用電源機器)に接続して電流値を測定したところ、異常な過電流(ショート)を検知。顕微鏡下で基盤を観察し、電源制御IC周辺のコンデンサが水没時の通電によって焦げ付いている(焦熱壊)のを突き止めました。
Step 4:顕微鏡下での基盤修復(マイクロハンダ作業)
焦げ付いて回路をショートさせていた微小な電子パーツを取り外し、新しいチップへ打ち替え(マイクロハンダ作業)。さらに水没で断線していた基盤の極小パターンをバイパス配線して電気の通り道を復元しました。
Step 5:通電確認・起動・データ復旧完了!
修復した基盤を組み戻して電源を入れたところ、無事にAppleロゴが表示され、元のロック画面まで立ち上がりました! お客様が最も心配されていたお子様との写真・動画、LINEのトーク履歴がすべて元の状態で残っていることを確認し、無事データ救出完了となりました。
水没直後にやってはいけない3つのNG行動
水没した際、以下の対応をしてしまうと復旧率が著しく低下してしまいます。
絶対に充電ケーブルを挿さない(最も危険) 水分が残った状態で通電させると、基盤上の電子チップがバチッと火花を散らして物理破壊されます。
本体を振ったりドライヤーで温めたりしない 振ると水滴が基盤の奥深くまで広がり、ドライヤーの熱風は精密部品を変形させます。
米びつに入れて放置しない 乾燥するまでに時間がかかりすぎ、その間に基盤の腐食がどんどん進行してしまいます。
水没・基盤修理の料金(安心の完全成功報酬型)
当店の水没基盤修理は、お客様リスクのない「完全成功報酬型」です。端末が起動し、お客様の大切なデータが取り出せる状態になって初めて費用が発生いたします。
iPhone 12〜15シリーズ:33,000円(税込)/iPhone 11シリーズ以前:27,500円(税込)
iPhone 16シリーズ:38,500円(税込)
iPhone 17シリーズ:55,000円(税込)
※上記は基盤基本料金です。ボード移植の場合や水没などにより、追加の部品代がかかる場合があります。料金が変わる場合は、必ずご同意をいただいてから作業します。バッテリーや画面などの費用は含まれません。修理日数は弊社到着日から即日〜最長5日程度が目安です(概算)。最新の料金は料金表をご確認ください。
※復旧に至らなかった場合、高額な作業費や調査費・診断費は一切請求いたしません。
水没して電源が入らないiPhoneはお早めにご相談ください
水没による不具合は「時間との勝負」です。時間が経つほど不純物によるサビや腐食が広がり、復旧の難易度が上がってしまいます。
「水没して電源が入らない」「Appleで初期化と言われたけれどデータを諦めたくない」という方は、充電器を挿さずにそのまま Recovery Labo Tokyo へご相談ください。
Webからのお問い合わせ・ご予約:Recovery Labo Tokyo 公式サイト
お電話での無料ご相談:0120-883-919(受付時間 11:00〜20:00)
対応エリア:店頭持ち込み(東京・横浜エリア等)/ 全国郵送修理対応




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